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働かずに1億円稼ぐ考え方 [by 小池則雄 (著)]

2012-04-11
働かずに1億稼ぐ考え方 働かずに1億稼ぐ考え方
小池則雄

アチーブメント出版 2012-03-08
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posted at 2012/04/11

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『ビジネスオーナーになりたい』

   「寝ている間」も稼ぎたいのなら
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『ポジショニング』   『経営の実学』

 『者づくり』   『見える化』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『なぜアイスクリーム業界でトップになれたのか?』
                              
   アイスクリーム業界は成長事業ではないと思ったので
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『モノではなく、カルチャーを売る』
 ▼『フツーの若者を「経営者」に育てる』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『モノではなく、カルチャーを売る』
  本書の著者である小池さんはアイスクリームチェーン「サーティーワン」
  と中古釣具専門店のフランチャイズ店のオーナーでいらっしゃいます。

  そんな小池オーナーが
  
   最初の業界としてどうしてアイスクリーム業界を
   選択されたのだろう?
  
  ということが疑問に思ったのです。

  アイスクリームショップはどこにでもあるものですが、
  季節や気候が売り上げに与える影響が大きく、
  不安定な業界のように素人目には思えるので・・

  その回答として
  小池さんがアイスクリーム業界を始めたのは
  ご友人から引き継いだもので、
  事業分析をして選択したわけではなかったのです。

  始めた頃は8店舗中6店舗が赤字でした。
  それでも2店舗では利益が出ていたことから、店舗経営を継続し、
  徐々に発展することになります。

  アイスクリーム業界は成長業界ではないのですが、
  牛丼やラーメン業界などと異なり、競合が少ないこと。
  また何もしないでも他社が撤退していくということがメリットです。

  いわゆる「残存者利益」ですね。

  もちろんそのまま何もしなければ、単なる競争はのこります。
  そこでサーティーワンはアメリカの文化であることから、

   「モノではなくカルチャーを売る」

  とのコンセプトで、単純にアイスクリームを売ることを目的とせず、
  店舗をテーマパークのように夢のあるものにしようと、
  内装にこだわった店舗づくりをしました。
  
  他にも様々な工夫をこらした結果、全国1000店以上の
  サーティーワンの中から最優秀店舗を生み出すことになりました。

  小池さんの言葉をお借りすれば、

  「時代に合うものをつくれば、つぶれることはないし、勝算も十分ある」

  ということなんですね。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『フツーの若者を「経営者」に育てる』
  前回ご紹介したフランチャイズ経営のオーナーである
  小池さんは「経営の実学」として、アイスクリームの店舗経営に
  20代を中心とした若者を積極的に起用しています。
  極端な例では入社1年目で店長になっています。

  もちろん、いくらアルバイトとして経験があったとしても
  入社早々から経営ができるわけではありませんので、
  それ相応の仕組みを作っているのです。
  
  この本の中で紹介されていることの一部を箇条書きで抜粋します。

  ・「数字で見る癖」をつける
   売り上げ、原価計算表、利益動向などの数字情報をエクセルで
   幹部のみならず、社員やアルバイトの誰もが見ることができす。
   過去のデータから先々の売り上げ、利益を予測できる。

   客足が伸びず、人手がさほど必要でないときには
   アルバイトが自発的に帰る

  ・アルバイトがアルバイトを面接し、採用する
   店長の権限委譲にもなるし、面接する側にも責任が発生する

  ・主婦力の底力
   40代のマネジャー、あるいは主婦アルバイトを配置する

  ・クレド
   お客様に対して、どのように行動すればよいか、
   人間としての基準を明確にすることを目的としたもので、
   スタッフの基準や方針をまとめたもの。
   (一般のクレドのように、創業者が会社の方向性や方針を示す
    ものではないことが大きな特徴)

  いずれの内容もひとつひとつをとりあげてみれば
  突飛にむずかしいことはないと感じるかもしれません。

  しかしそこに共通していると感じるのは
  公開できる情報、ノウハウをすべて開示して、
  スタッフが自発的に考える「仕組み」をつくりあげる
  そいうことがすごいのではないでしょうか。

  情報を見せることによっての「恐怖」を
  この【エンビジ】をお読みのあなたは感じるかもしれませんが、
  同じ社内での信頼の証になると小池さんは語っていらっしゃいます。

  ビジネスオーナーとして他人の協力は不可欠。
  他人の力をフルに引き出すのに、なにがもっとも適当か?
  と考えたときにたどり着いた結論が「情報開示」だったのかなと
  思いました。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『繁盛しているお店と働いている人を観察してみよう』
                              
   共通するルールがきっとあるはず
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
  私の住む街にもサーティーワンはあります。
  そして新しくできたところもたくさん。

  それだけ「ありふれた」感があったとしても
  ビジネスとして成功させるのは非常に大変だと感じていたのですが
  小池さんと出会ってお話を聞くうちに
  「戦略」「考え方」がしっかりしていれば
  仕組みとして立ち上げることができるのだということを
  強く勉強させていただきました。

  
  お会いさせていただくたびに、小池さんには
  いろいろと教えていただいているのですが
  今回の本著をあらためて読み返してみると
  「仕組み」をつくるという意味で
  とってもいっぱい働いて、その上で人生を楽しんでいらっしゃる
  ということを強く感じる次第です。

働かずに1億円稼ぐ考え方
働かずに1億円稼ぐ考え方

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