世界一愚かなお金持ち、日本人 [by マダム・ホー (著)]
世界一愚かなお金持ち、日本人 マダム・ホー ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-01-13 posted at 2008/02/09 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『どうして、愚かなんだろう?』
他と何が異なる?
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☆気になったキーワード
『貯めてばかり』 『信用システム』
『たいまつは自分で持て』 『人相』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『本物のお金持ちになるとは?』
ちょっとやそっとで崩れないために
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☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『「クレジット」の意味を理解する』
▼『良いビジネスパートナーを見定めるには?』
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▼『「クレジット」の意味を理解する』
マダム・ホーさんは、20代のうちに1億円の資産を
作り上げられた方ですが、もちろん最初から1億円を持っていた
わけではなく、当初は貧乏な時期も経験されています。
でも・・・大学院生の頃から「ダイナースカード」を
もっていたというのです。
なぜ?なぜ?
それは。。。アメリカ社会の特性に起因します。
「クレジット社会」であるアメリカは
どこをみて「信用」を判断するかというと・・・・
返済実績なのです。
つまり、今いくらの収入があるか?とか
誰の紹介だから?というところで判断するのではなく
これまでに「積み上げてきた実績」をもって
判断する。英語で言う「クレジット・ヒストリー」がとっても
大事なんですね。
現金と違って、クレジットカードの返済実績は
第3者がちゃんと承認して、確認したモノです。
定期的に、家賃や光熱費などをきっちり払い続けていると言うことは
定期的な安定な収入があり
また融資を受けたとしても返済する意志があること
浪費によって滞納したりしないことを「客観的」に示している
ことになります。
借入金で資産を築いていく、もしくはエンジェルなどから
出資を受けてビジネスを大きくして行くにしても
「大切なお金をこの人に預けて大丈夫か?」と
貸す方からすると当然一番最初に思うこと。
それを示して、安心してもらうことが
自分のお金だけじゃなく、レバレッジを効かせて拡大させていく
ことに必須の「信用」だということを理解しておきましょう。
わたしも、「○○さんが薦めるモノなら」と
購入判断をすることがありますが、これも一種の「信用」だと
ずっと思っています。
自分も逆にそう思ってもらえるように努めたいなーと。
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▼『良いビジネスパートナーを見定めるには?』
ビジネスは一人ですべてを取り仕切ることはできません。
あなたがスーパーマンで何をやってもうまくできるし
どれだけの業務量をこなしても疲れを知らないという
すごい人でない限り。
であるからこそ、だれかと一緒にプロジェクトを
取り組むわけですが
そんなときに、誰と組むのか?ということは
成功と失敗を分けるとっても大きな要因になります。
著者のマダム・ホーさんがどんなところを目安に
ビジネスパートナーを選んでいるのか?というと
○地図を描かせて頭の良さを見る
○契約書を書かせて欲の深さを見る
○人の時間とお金を大切にする人かどうか見る
○普段のカネに対する態度を見る
の4つのポイントなのだそうです。
すべて大事なことですが、全部に触れているとエンビジの
誌面がつきてしまうので、面白いなと思ったことを
1つだけ触れてみようと思います。
それは、最初の「地図を描かせる」というところ。
頭の良さとは「思考回路の整理整頓ができているかどうか」
と言う観点から地図を描いてもらうというのです。
整理整頓ができていれば、北側がどちらか?をちゃんと描くし
描いた結果の縮尺や位置関係も一定になっているはず。
でもできていないと、いきあたりばったりで
描き始めるので結果、できあがった地図が「???」と
本人にしかわからない地図になってしまうこともしばしば(笑)
たしかに地図は「全体を俯瞰して捕らえられているか」を
伝えるのにはとっても適しています。
その地図を元に、人はやってくるわけですから
ちゃんと伝えられる能力=頭の良さを持っているかどうかが
一発でわかりますからね。
一事が万事ではありませんが、さりげない日常の仕草に
その人の本質が現れているというのは
結構当たっていることです。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『信用を積み重ねる』
築くのは大変、崩れるのは一瞬
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
こつこつと積み上げていく。
その結果、継続したことが「成果」として積み上がる。
というのは、結構私自身に適している方法論だと
思っています。
一発屋のようにすごい破壊力を得意とするよりも
継続性の方を得意とするからです。
すると。。。その日のために「働かなければならない」
という強迫観念におっかけられることもなく
「信用」を得るために、「継続」を重視して
行動できますから。
本著のあとがきに、マダム・ホーさんが
描かれているのですが、アメリカの米ドル紙幣には
こうかかれているそうです。
「In God We Trust」 神において我々は信用する。
お金持ちの源泉が「信用」であることを
端的に表していますね。
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