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なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門 [by 岡田斗司夫、福井健策(共著)]

2012-06-04
なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門 なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
岡田 斗司夫 福井 健策
阪急コミュニケーションズ 2011-12-01
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posted at 2012/06/04

☆気になったキーワード

 『「著作権」の知識はあまり知られていない』   『「自炊」行為は違法じゃない』

 『「著作権違反を堂々と犯すネット運営者たち」』   『「ネットの中に国家を作り上げる」って!』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『著作権の「ワナ」をうちやぶるには』
                              
   「オプトアウト」方式で集める場は何を生み出すだろう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『最新の「著作権に関する課題と仕組み」を知る』
 ▼『「ビジネスチャンスですよ」』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『最新の「著作権に関する課題と仕組み」を知る』
  
  今回書籍は、
  著者は『いつまでもデブと思うなよ』のヒットで知られる岡田斗司夫氏
  と、著作権を専門としている弁護士の福井健策氏です。
  
  オタクで有名な岡田氏から、弁護士の福井氏に、
  
  「1万人の養子をとって、私的複製をしてもいいのか」
  
  「バイトを雇って、自炊を行っても合法なのか」
  
  「プロとして食えるのは、日本で1000名くらい」
  
  などと、突飛なコメントが飛び掛っていているようで、
  福井氏は、著作権の抱えている法的な課題を整理しながら、
  答えているような感じで進んでいきます。
  
 
  たとえば
  「そもそも著作権って何だろう?
   我々にとって敵なのか?味方なのか?」
  
  2008年3月「mixi」での規約改定をめぐる騒動を
  あなたは覚えているかもしれません。

  当初「mixi」は、日記などの「mixi」を使って発信された情報は、
  国内外において「mixi」が無償かつ独占的に使用できると
  読める規約改定を実施しようとしました。
  
  それに対してユーザから猛反発があり、
  結局「mixi」側は
  ユーザが作ったコンテンツを無制限には利用しないという旨の
  規約を追加したのです。
  
  規約は大事なものではありますが、多くの場合
  読まずに「はい」を押してませんか?

  でも今のネットの時代は、そのあたりをチェックする人は
  一人くらいがいます。
  そしてその人が情報発信をしてくれるおかげで
  私たち普通の人は「問題の顕在化」に気がつくことができるんですね。

  
  その他に挙がっている例では
  本を断裁し電子化する「自炊」です。
  
  現在の著作権法では、
  個人的な「自炊」行為は違法ではありません。
  
  しかし、2011年12月20日に
  著作権法が認める私的複製の範囲を超えているとして、
  スキャン代行業者2社に対しスキャンの差し止めを求める訴訟を
  東京地裁に起こしました。
   
  提訴した側の作家たちは、創作意欲の衰退や利益損失につながると
  「スキャンの差し止めを求める」と反対する一方、
  ユーザにしてみれば、コンテンツをただで読めるから、
  得するということです。
  
  ここで問題になっているのは、
   「自炊」行為を個人的使用』としてしまえば、
   著作権法でいう私的複製の範囲に収まる可能性があるからですね。
  
  著者の一人でもあり、読者でもある私にとっては
  このあたりは非常に悩ましい問題です。

  本当ならば読者の利便性と著者の利益がちゃんと両立すると
  いいのですが、どうしても「すきま」をねらう輩が居て
  両方共がソンをする結果になってしまうんですね(泣)
  
  
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『「ビジネスチャンスですよ」』
    
  【エンビジ】を読んでくださっているあなたは、
  クリエイターをやっている方だったり、
  ブログを個人的に持っているかもしれません。
  そのようなあなたにも、避けて通れない課題があります。
  
   例えばストックフォトというビジネスモデルです。
  この世界では、写真家やデザイナーさんの優れた作品を選択したり、
  買い上げて、再加工などを施して、その作品の使用権を売ることを
  生業としています。
  
  その立場(ストックフォト業者)からすれば、
  今回のタイトル「なんでコンテンツにカネを払うのさ? 」
  ビジネス(写真やデザインなどの販売代理業務)の否定と
  なりえます。
  
  つまり、誰かが、コンテンツ(成果物)に対価を支払わなくなれば、
  写真家やデザイナーさんの生計は成り立ちませんし
  ストックフォト業者も成り立ちませんよね。
  
  現在の著作権法では
  著作権に関する「権利を守る」ではなく
  「権力者の利益のため」に確保、使用もしくは保護に力をいれていること
  が多いといわれています。
  
  「権力者の利益のため」でいう「権力者」とは最初に創作した人で、
  いわば成功者のことなんだろうなと。
   

  もしかしてこんな経験ありますか?
  自分が書いたはずのリンク先が、
  少し後で見ると、削除されていたとか、内容が修正されていたりとか。
  

  ユーチューブにしても、ニコニコにしても、
  いろいろな「パロディ」的な、特定の人物に非難めいた言葉や、
  好ましくないというか、行き過ぎた内容などの動画が
  いつのまにか、表示できなくなったりすることです。
  
  実は、当該の運営者が
  適切な公共良俗の確保や著作権違反などの法的課題にならないように
  あるいは、
  特定の請求者からの依頼などで
  意図的に操作されているという一面も否定できないわけです。
  ※そればかりではありませんが。

  
  そこで福井氏は、これらの課題を解消するために、
  「ネットの中に国家を作り上げる」にて、
  全メディアアーカイブ構想を打ち出しています。
  
  要約すると、
  全てのジャンルのコンテンツを古いものから新しいものまで
  「オプトアウト」方式で集める場を作る、という内容です。
  
  いやだと言わない限り、まず収集するという
  おもしろい考え方です。
  
  そんなに確率は高くないかもしれませんが
  実現した場合に、どんなことができるか?
  と考えてみるのも「思考実験」としておもしろいでしょうね。
  

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『新しい潮流は、変化の機会。』
                              
   変化をつねにおいかけられるようにしよう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
  著作権法は、約300年前のイギリスのアン女王法で
  選定されたのが最初とされています。
  
  その当時は、著作権でいう表現を保護するというよりも、
  表現を特許法でいうような独占的な保護を与えるニュアンスが
  強かったようです。

  これほど歴史もあり、古今東西問わず、著作権法が設定
  されている法律なのに、一般の人々は、意外と正しく
  理解されていない面があります。

  また最近のネットの進展により、現在の著作権法では、
  対応ができていない面が出てきているのも事実ですよね。

  そこで、これらの課題の解消を目指した動きが出てきた。

  「著作権に関するビジネス」も、顕在化する可能性が
  ありますので、早期に頭にいれておきたいなと思う次第です。
   

なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門
なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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