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月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」 [by 丸山 学 (著)]

2006-03-16
月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」 月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」
丸山 学 古市 達彦

同文舘出版 2006-03-08
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posted at 2006/04/28

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『キャッシュを残そう!』

   すべてのビジネスの源泉です!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『フライングスタート』   『意識的に価値を集積』

 『はしごをはずす』   『安心快適』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『ひとつの資源から多くのキャッシュを生むには?』
                              
   その分、展開が楽になっていきます。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『フライングスタート:スポーツとは違う!』
 ▼『顧客そのものが価値』
 ▼『範囲の経済:コピー型利益モデル』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『フライングスタート:スポーツとは違う!』
  あなたが陸上選手だとしましょう。

  みんながスタートラインに並んで、「よーいドン!」の
  号砲で一斉にスタートします。

  そこにもし、後ろから助走をつけてきて
  号砲と同時にスタートラインを通過する選手がいたら
  どうしますか?

  たぶん「反則だ!」として非難しますね。
  そしてその選手は失格になってしまうでしょう。

  でも・・・ビジネスにおいては【反則】ではありません!
  号砲よりも前にスタートしてしまっていては×ですが
  スタートラインにおけるスピードまでは制限されていないのです。

  本著の丸山さんは、会社設立の最低資本金に特例ができて
  いわゆる「1円起業」ができるようになった際に、
  このフライングスタートモデルを実行しました。

  法律改正の日付はわかっているわけですから
  その「号砲」にあわせて、新しいサービスを入念に準備したわけです♪

  すると・・・ほかの行政書士事務所は同等のサービスを準備
  できていませんから、改正後しばらくの間は
  ほぼ自社の独占状態!になってキャッシュを生むことができたのです。

  このモデルのいいところは・・・「顧客の選択肢を奪っている」ところに
  あります。

  強制して押さえつけているわけではなく
  必要なサービスを提供できるところが自社しかないわけですから
  お客様はそこを利用することが決められているわけです。

  サービスの提供側が主導権をもっているということですね。

  でも時間がたてば、当然他社も追いついてくるはずですから
  そのままほったらかしにしていては、どんどん利益は減ってきます。
  そこで、別の利益モデルと組み合わせる必要がでてきます・・。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『顧客そのものが価値』
  丸山さんは「引力増大モデル」というキーワードを
  つかっていらっしゃいます。

  この言葉だけ読むと・・「?????」です(笑)

  
  でも概念がわかると、妙に言い当てている言葉なんです。

  さて、中身は??というと。。

  あなたのビジネスがうまく回り始めたとき
  そこにさらに付加価値をつけるときに考えてほしいことです。

   価値があつまりだすと、そこにはさらに【価値】が生まれる

  ということなんです。

  新規の顧客にとって、既存顧客の存在自体が
  価値があるような仕組みができますか?と考えてみましょう。

  既存顧客によってコミュニティができていれば
  そこにはいること自体に【価値】がありませんか?

  最近のネットビジネスの起業塾で会員制の掲示板が
  あるのは、主催者さんが提供できる【魅力】に加えて
  コミュニティのメンバーからのコメントが非常に有益な
  情報になっているからですよね。

  
  まるるちゃんも加入している【田渕塾】
  掲示板の過去ログだけでも、ものすごい財産です。

  アイデアの元が一杯あったり
  一緒にがんばっている仲間から助言がいただけたりと。

  最初の1ヶ月が無料ですから
  掲示板を覗くだけでもすごいことになります。
 http://www.enbiji.com/meta/tabu_jyuku.html

  このような【顧客自体が価値】という流れを作り出すことが
  できると、新規顧客に対する
   ・提供できる価値が増大

   ・提供者のブランド構築

   ・定期的な収益の元
  
  の3つが同時にできてしまうのですから
  めちゃくちゃおいしいですよね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『範囲の経済:コピー型利益モデル』
  「規模の経済」というキーワードを聞いたことがありますか?

  これは他を圧倒するような大規模でビジネスを展開することで
  コストとなる原価を大幅にさげることで
  ライバルに対する競争力を確保する、というビジネスの進め方です。

  大企業のやり方としては間違っていないやりかたです。
  
  コモディティ商品(差異が大きくない商品)であれば)
  自社だけが「規模の経済」を実現できれば
  他社に対して圧倒的な競争力を確保することができますからね。

  でも、これを中小企業や独立する直前後の起業家がやろうとすると
  ×ですよね。

  規模の経済を実現する前に、自社が倒産してしまいます。
  そう、規模の経済を実現するまでには相応の【資金】が
  必要なのです。

  ところが・・これを中小企業でも実現できてしまう
  利益モデルが・・・
      【一定範囲の経済】

  つまり、自社が規模の経済を実現できる事業ドメインの
  大きさにまで絞ってしまうのです!

  そしてそこで圧倒的1位になる。
  ランチェスター戦略の考え方と同じですね。

  ただそこで終わるのではなく、その方法で獲得した
  資源を有効につかって次の事業ドメインに進出しないと
  成長がありません。

  ここで「獲得した資源」を使うことが大事。
  まったく新しい新規事業というのはやられている方はよくわかると
  思いますが、とても大変で困難な道です。

  ところがいったん獲得した資源を使って
  新しいビジネスを始めると・・・・必要となる初期コストが
  ほぼ不要なばかりか、運用コストも旧ビジネスと割り算に
  なりますから、はるかに効率的にキャッシュを生み出すのです!

  もともとのビジネスでは圧倒的な1位ですしね(にやり)

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『範囲の経済!』
                              
   中小零細でもできる!
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 まるるちゃんが現在やろうとしているビジネスでねらっているのが
 まさにこの「範囲の経済」でしたので、めちゃくちゃ共感しました。

 どうしても資金が最初はありませんから(笑)
 小規模ビジネスではやることを絞らないととてもではないですけど
 お金が続きません。

 まるるちゃんの場合には、本当の一番最初に関しては
 資金を投入せずに、自分の時間という【資本】を投入していましたから
 制限のある時間でできることはなんだろうか?と考えて
 始めたことを思い出します。

 ところがちょこっとでもうまくいくと、次のビジネスを始めるときには
 1番目のビジネスで残った利益を投資することで
 加速することができるのです。

 
 まるるちゃんの事例:
 最初に作ったWebページはデザインセンス最低でした(笑)
 InternetExplorerでは読めるのですがFireFOXでアクセスされると
 右に寄ってしまって読めないという低レベル(^^;;)

 でも、デザイナーさんに頼むほど儲かるかどうかの自信もなかったので(^^;;)
 最初はこそこそと活動していました♪

 そしてそこでためた「種銭」をつかって、改めて
 プロにリニューアルを依頼して、また一段とロケットの2段エンジンのように
 加速中です~♪

月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」
月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」


 

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