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会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ? [by 鈴木 貴博 (著)]

2010-01-20
会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ? 会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?

朝日新聞出版 2009-11-06
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posted at 2010/02/12

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『なぜ企業のビジネスが衰退するのか?』

   「死」にむかって進んでしまう理由とは
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『セブン-イレブン・エフェクト』   『価格弾力性』

 『経済成長がすべてを癒す』   『市場飽和後』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『これから目指していくべき活路は?』
                              
   デフレ、デフレといいますが・・
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『安くしたら本当に儲かるのか?』
 ▼『重サービス業へのシフト』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『安くしたら本当に儲かるのか?』
  不況になったなー。

  仕方ない、価格競争は怖いけど
  価格を下げるしかないか
  
  と価格を下げる方向に踏み切る事業者は多いかもしれません。

  さて、ココで考えて欲しいのは
  
    価格を下げると本当に売上はあがるのか?

  ということ。

  正確に言えば、価格を下げたとして
  最終的な売上金額は増えるのか?

  ということです。

  
  価格を下げる決断をしたのは
  一般的には、売上の総額が減ってきているから
  売上高を増やすために行うべきもの。

  ですから、価格を下げてその単品当たりの利益低下を
  補えるだけの数量拡大ができるか?という点です。

  ここで本著で頻繁に出てくる考え方が
   「価格弾力性」
  特に、長期価格弾力性に注目しています。

  これは、短期的には値下げの効果が出る場合がありますが
  長期的に見たときに、短期間の効果が終わったとしても
  長期的に見て値下げが正解か不正解か?を判断しているもの。

  詳しい定義は本著をみていただきたいのですが
  この価格弾力性が1.0以上であれば、値下げが正解。
  そうでなければ不正解であると。

  例を挙げると、
   卵:0.1,文房具:0.3 牛肉:0.4
  などに対して
   映画:3.7 旅行:2.8 おケイコ事:1.6
  などとなっています。

  
  と考えてみると・・・いわゆる生活必需品は
  高くても買わないといけない反面、安くなったとしても
  限界の消費量がありますので、それ以上売れることはないわけです。

  高級牛肉の価格が半分になったとしても
  いままでの倍の量を食べ続けられるわけではありませんからね。

  もちろん短期的には「お、せっかくだから高級牛肉を」と
  購買意欲がわきますが、長期的に見たときに
  消費量が倍になることはないということ。

  自分たちの提供している商品・サービスが
  いったいどちらにあたるのか?ということは
  伝統的な産業でない限り、統計値がありませんので
  自分で判断をするしかありません。

  たぶん・・・私などであれば・・・
  
  自分なりの答えを用意しておきましょうね。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『重サービス業へのシフト』
  「重サービス業」ってなんだ?

  と思われるかもしれません。
  本著の著者、鈴木さんが作られた言葉ですから無理もありません。

  では、類推で考えてみましょう。
  「軽工業」と「重工業」の。

  この2つの違いってなんでしょうか?

  ・・・・

  はい。前者が「労働集約型」であるのにたいして
  後者が「設備投資型」であるといえるのではないでしょうか。

  つまり、視点をあわせてみると
  「初期投資が必要かどうか=参入障壁が高いかどうか」
  というポイントです。

  いわゆる先進国と言われる国々が
  はやいうちから「重工業」を推進することで
  その国力を高めていったように、
  サービス業についても「重サービス業」化を推進していくのが
  将来を開く道ではないか?という提言だと思います。

  では「重サービス業」ってなんだ?

  と考えると、現在のサービス業とは間逆の発想だと
  考えればOK。

  たとえば、これまでの警備会社が、家1軒ごとに
  一人の守衛をつけていることを考えてみると
  #ちょっと例が極端ですが
  セコムなどのように、システムを導入して
  人員の配置を最小限にするような形。

  今の日本において実は、もっともコストがかさむのが
  「人を介在させること」ではないでしょうか。

  介護といわれる業界が、なぜ人手不足なのか?
  といえば、サービス提供者一人当たりで対応可能な
  サービス受益者(この場合には高齢の方が多い)の人数が
  少ないのにもかかわらず、
  受益者の方からいただくことが可能な金額が
  思うほど高くないと言うことに原因があります。

  数字で言えば、受益者の支払える金額が月に5万だとすれば
  対応側が1人で5人をみることができて
  やっと5万×5人=25万。

  これでは給料がやっとで、運営経費などはでませんよね。

  ところが、これをなんらかのシステムで人数を増やすことができれば・・
  価格も廉価になって、運営側にもビジネスとしての
  目算が立ってくるのではないでしょうか。

  そのために必要なのは、膨大なシステムとノウハウかもしれません。

  しかし、いったん会得してしまえば
  それが逆に参入障壁になりますから
  あとは「長期的な」ビジネスになっていくことができますね。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『重サービス業化をめざしてみる』
                              
   価格競争に巻き込まれないためにも
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 重サービス業と言う言葉は初めて聞きましたが
 言い得て妙な言葉かもしれません。

 特に重サービス業で必至な要素の一つに「IT化」が
 あります。

 私自身、少ない人数でのサービス開発・提供を
 心がけていますので
 このあたりはとっても興味があることですし
 敏感にならざるを得ません。

 価格を下げることが適当なことなのではなく
 高価格帯であっても、その価格帯において
 「価格以上にお得」と思われるようなサービスを
 いかにして開発できるか?&維持できるのか?

 という視点はとても大事にしたいところです。

会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?
会社のデスノート トヨタ、JAL、ヨーカ堂が、なぜ?

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