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インテル戦略転換

2004-07-14

●インテル戦略転換
アンドリュー・S・グローブ (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883043339/maruruchan-22

みなさんご存知、WINTELでの世界制覇を作り出した
IT業界の巨人インテルの戦略論です。
(WINTELとはWindows(マイクロソフト)とCPUを創っているインテルに
よる市場制覇を表した造語です)

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『インテルの戦略って?』               
┃                            
┃   今のWINTEL制覇を作り出した戦略って?       
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード
 『シグナル-ノイズ』
 『戦略転換点』
 『われわれの手で』
 『今がそうなのか?』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『戦略転換点を知るには?』              
┃                            
┃   いつの日かいままでうまくいっていたやり方では   
┃   うまくいかなくなる日がやってくるんです      
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
 ▼『×10の力が現れたとき』
  戦略を生み出すにあたって考慮すべき力が6つあると書かれています。
  そのうちのひとつの力だけ、問題に対する影響力が10倍になったら・・・。
  
  それは今までうまくいっていたバランスを失い、物事をコントロール
  できなくなります。これが転換点です。

  物理の世界でも、ある温度以上になってしまうと、元の物質に
  戻ることのできない「不可逆点」というのが存在します。
  ビジネスの世界と自然界。いろんなところで類似点がありますね。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『シグナル or ノイズ?』
  ではその戦略転換点をどうやって発見するのか?
  ある人にとっては、転換点をしめすシグナルに見えても
  別の人には、「ちがうよたまたまだよ」とノイズにもみえます。

  判断を行うために必要なのは「目的を明確にする」こと。
  基準がぶれてしまってはシグナルもノイズにみえるし
  逆もまた起こりえる。

  理系としてもっとも共感する「シグナルとノイズ」の問題。
  あきらかにはっきりわかる場合にはよいのであるが、シグナルとノイズが
  同等の大きさの場合、うもれてしまってはっきりわかりません。
  なので、シグナルを大きくするかノイズを小さくするかの方法を
  一生懸命考えることになります。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『銀の弾丸をもて』
  もし、手元に1発しかもっていないならば、いったいどの
  競争相手を倒すか?を常に考えてみる。
  その相手がいままでと変わった場合には、要注意。
  何かが変わり始めている信号の可能性が高い。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『銀の弾丸を撃つ!』                 
┃                            
┃   常に相手を意識し続けること            
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 CPUの世界で独走を続けるインテル。
 そのインテルが昔、メモリを作っていてアジアとの競争に
 敗れて倒産寸前だったという事実を知りませんでした。

 現在の事業で負けそうになる兆候をつかんだら
 すぐに自分の動きを転換する。この手法を骨の髄から
 身に着けていると、どんなときにも負けないんでしょうね。
 「戦略転換点」インテルに限らず、常にWatchする必要がありそうです。

●インテル戦略転換
アンドリュー・S・グローブ (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883043339/maruruchan-22


 

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