会社が変われない本当の理由 [by 内山 春幸 中井 洋子]
東洋経済新報社 (2003/02)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『TOCの思考プロセスを知りたい』
┃
┃ 「ザ・ゴール」で有名なTOCを日本語で
┃ 解説している本です。
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☆気になったキーワード
『TOC=Theory of Constraints(制約条件の理論)』
『焦点の5ステップ』
『部分最適』
『必要条件』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『根本原因を見つけるには?』
┃
┃ 問題の根を絶つと大部分は解決するんです
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
▼『ゴールと必要条件を明確にする』
1つのゴールと、他の重要なこと=必要条件を明確にしなさい!
根本原因を見つけるためには、「ではいったいどこに向かう=ゴール
ために何が問題なのか?」という質問でなければ
何もはっきりしてこないからです。
例えば「XX日までに製品を発売したい!」というテーマを思い浮かべた時
果たしてこれはゴールでしょうか?これがゴールならば、製品が
たとえ欠陥商品でも発売します。万難を排して。
違いますよね?あくまで企業としては「利益をあげること」がゴール。
そのためには、期日が過ぎても欠陥を直さないと信頼を失ってしまう
わけですから。
はっきりと「何がゴールか?」を明確にしないといけません。
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▼『メンバーで共有する』
その見つけ出したゴールと必要条件は、経営者やリーダーだけが
知っている・認識していればいいわけではありません。
これでは神棚にただ飾って祈っているのと同じですから。
経営陣から一般社員まで全員で共有しないといけません。
その結果、メンバーそれぞれが思いつくアイデアが、ゴールを
前提に生み出されるのですから。
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▼『焦点の5ステップ-制約条件に力を注ぐ』
5ステップ自体の内容は書籍にゆずりますが、5段階すべてにおいて
「制約条件」を考えます。ボトルネックのこと。
ここがつまっているからシステム全体=ゴールへの道が
効率が悪くなっている条件のことです。
ほかの部分をいくら改善しても、結局制約条件の前に
在庫・ごみの山が積みあがるだけですよね?
一生懸命工場でがんばって1日に100個生産しても、運び出すトラックが
1日50個しか運べなければ、会社の利益にはつながらないのですから。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『制約条件にのみ焦点を当てる』
┃
┃ ほかのところに投資をしても無駄になる
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