スポンサードリンク
サイト エンジニアがビジネス書を斬る! > <経営版>エンジニアがビジネス書を斬る! > 経営 > 儲かる会社の社長の条件 [by 小山 昇/岡本 吏郎 (著)]

儲かる会社の社長の条件 [by 小山 昇/岡本 吏郎 (著)]

2007-11-04
儲かる会社の社長の条件 儲かる会社の社長の条件
小山 昇/岡本 吏郎

アスコム 2007-09-28
売り上げランキング : 892
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools
posted at 2007/11/05

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『2人の凄腕社長の対談は?』

   なにかにインスパイアされる。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『「決断」とは呼ばない』   『「二倍、三倍にする」という考え』

 『できるだけ借りておく』   『内定者が辞めない仕組み』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『儲かる会社の根底にあるモノは?』
                              
   発想の元は何だろう
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『「それしか選択肢がない」のは、「決断」とは呼ばない』
 ▼『内定者が辞めない仕組みを作っておく』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『「それしか選択肢がない」のは、「決断」とは呼ばない』
  この言葉は、本著の冒頭部分でも
  中身の1節として紹介されていたのですが
  これをみて買ってしまったのが、まるるちゃんです。

  よく世間では「断腸の思いで決断した」という表現を
  つかいますが、結果的には、「他の選択肢がない」状態で
  ゴーサインを出しただけに過ぎないことが多いと
  岡本さんはおっしゃいます。

  本当の「決断」とは、人によって判断が分かれるような
  複数の選択肢から、経営者が【最善】と思うモノを選び取る
  ものだからだと。

  選択肢を持つということは、常に複数のことを
  考えたり、行動しておかないといけないのです。

  
  日本人はどちらかというと、選択肢=オプションを複数用意するのは
  苦手ではないかと、感じています。

  海外では「オプション」という言葉は当たり前で
  いろんな行動を決めるときに、うまくいかなかったときの
  別プラン=オプションを用意するのは普通だし、その言葉自体も
  よく聞きますが、日本ではまだまだ浸透していない気がしますからね。

  そして岡本さんは続けてオプションと同様に複数持っているべき
  なのは「ポートフォリオ」。

  つまり、経営をして行くに当たって事業の柱は一つでは
  いけないと言うことです。

  「選択と集中」と矛盾すると感じるかも知れませんが
  事業ドメインを拡散させないことと、単一の収益源とすることとは
  実は一致しません。

  同じジャンルのお客様に対して、複数ラインのサービスを
  提供していくことはできますからね。

  この言葉はまるるちゃんにとっては
  とってもしっくりきました。

  最近、機会があればまるるちゃんはこうしたいという話をするネタが
  あるのですが、それは「20この事業の柱」を持っていたい
  ということ。

  どれも大きな柱ではなくてもいいのですが
  ビジネスが小さいながらも20個あれば、どれかがこけても
  甚大な影響を与えないようなポートフォリオを
  くむことができそうですからね。

  もちろん。関係ないこと同士を20個は運営できませんから
  近いところからどんどん増やしていくことになりますが・・・

 
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『内定者が辞めない仕組みを作っておく』
  小山社長の「武蔵野」では、この4年間で
  新卒を35名採用して、辞めた人はわずか一人という
  驚異的に高い定着率を誇っています。

  なぜ?中小企業なのに?

  その答えを小山社長に求めると
  「社長と価値観が違う人は採らない」といいます。

  新入社員コンクールに出品するのではないのだから
  会社の身の丈に合わない優秀な人材を入れてもダメだと。

  大企業では様々種類の人材を採って
  部署ごとに適材適所で当てはめたり
  最悪の場合には、会社の大きさの余裕によって
  働かない社員を雇っておく余裕もあるかもしれません。

  #まるるちゃんがサラリーマンの頃にも
  #まわりにそんな面白いネタは転がっていました(笑)

  でも、中小企業はそんな余裕もないですし
  逆に凝り固まって変化しない人も、当てはまる仕事があるかどうかも
  わかりません。

  だから、社長の価値観とあわないと、、、ダメなんですね。

  でも、定着率が高いのはこれだけではなく
  「仕組み」を用意しているんだとか。

  例えば、本著で紹介されている仕組みの一つが
  学生が内定すると、顔写真+武蔵野の社名入りの名刺を
  渡しているのだそうですが、その名刺を100枚名刺交換した学生には
  入社前から、会社契約の携帯電話を毎月使わせているのだそうです。

  えー、電話代は?
  という気持ちが当然湧きますが、せいぜい月に3万。
  すると1年でも30万程度。

  もしこれによって、内定者が脱落しないのであれば
  新しく人を採るときにリクルート業者に支払うエージェント料を
  考えると安いモノだと。

  なるほど。その比較は、まるるちゃんはまだ
  人材紹介会社を通じて人を採ったことがなかったので
  発想がなかったですが、なるほどです。

  そしてさらにうまいなと思ったのが
  「武蔵野」としての名刺を配っているから、かっこが悪くて
  やめられないと(笑)

  これだけではありません。
  学生が交換してGETした名刺は、そのまま小山さんの
  メルマガの潜在リストになると!

  そこまで回収する要素がいろいろと仕掛けでできちゃうのですね。

  まだまだいろいろとまるるちゃんのやってることにも
  ヒネル要素がありそうです!

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『仕組みとして持っておくべきモノがある』
                              
   すると全員がそちらを向く
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 本著は、ちょうどお風呂に入りながら
 のんびりと読んでいたのですが
 内容が面白くてはまってしまい、読んでいる途中で
 のぼせてしまいました(笑)

 ただタメになる分、一読だけで終わらずに
 2回目まで読んでしまいました。。。。

 「株式会社武蔵野」は「脳ミソが筋肉でできている会社」と
 呼ばれているそうです。

 いろんなことがアイデアとして出てくる筋肉のような脳ミソ
     なのか
 社員全員が「考える」ことを徹底する会社だからなのか
 いろんな意味がありそうですが
 間違えなく「他の会社」とはやっていることが
 違う会社の一つ。

 だからこそ、他社からの見学依頼が引きも切らず
 そして、見学自体を昇華させて「経営サポート事業」という
 高収益事業を生み出すことができる会社。

 「あえて違ったモノを目指す」ことを
 自分の中の一つのテーマに抱えている自分としては
 そのやり方にはすごい!と素直に感動しています。

儲かる会社の社長の条件
儲かる会社の社長の条件

関連記事:


 

経営の関連記事

サイト内検索



▼ 特別レポート

20000名以上が読んだ
人気レポート。

成功する頭の使い方とは?
10倍の時間をかけずに、
10倍成功するには?
を無料でプレゼント!

*レポートご請求の方には
当サイトよりの情報配信を
させていただきます。
詳細はこちら

タグ

Copyright© 2005 - 2024 <経営版>エンジニアがビジネス書を斬る! All Rights Reserved.