マーケットと儲けのネタをヒモづけよう! ビジネスマンのための「儲かる発想」 [by 鳥井 シンゴ (著) ]
マーケットと儲けのネタをヒモづけよう! ビジネスマンのための「儲かる発想」 (講談社BIZ) 鳥井 シンゴ 講談社 2008-02-21 posted at 2008/03/06 |
★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
『アイデアビジネス?』
ちょっとだけ違う発想とは?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆気になったキーワード
『こうなればいいな』 『自分の目で確認』
『サンプルを有料』 『ヒモつけよう』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
『普段何気ないところから、ビジネスを生み出すには?』
どんな行動と思考があるのだろうか。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼『誰もが損をしない仕組みをつくること』
▼『体験の面積がアイデアの面積になる』
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▼『誰もが損をしない仕組みをつくること』
多くの人は、思いついたアイデアを独り占めして
なんとかして「事業化」しよう!とがんばります。
お金と時間と労力をかけて、成功する確率は・・・
そこまで高くないのにもかかわらず。
著者の鳥井さんのやりかたはそうではなく
実現できるアイデアを実現できそうな相手に売って
利益を出す
というやり方をとられています。
ということは、当然一人ですべてのことをやりませんし
やることもできません。
そう言うときに、一番最初に考えないといけないことが・・・
「誰もが損をしない仕組みをつくること」
だとおっしゃいます。
サービスや商品ですから、売り手や買い手がいるのももちろん
すべてのかかわるプレイヤーが「損をせずに得する」ような
仕組みを作り出すことができれば
それが実現する方向に進まないわけがないのです。
だってみんな得をしますからね。
本著では鳥井さんが実際にされていた
豊富なビジネスアイデアの事例がたくさんでてきます。
その具体的な事例をここであげてしまうのは
おもしろくないですし、誌面にも限りがあるので
ぜひ本著にて楽しんでみてください。
私がおもしろいなーと思ったのは「サンプルを有料で売る」
という仕組み作り。
一つ一つの要素は確かに世間にすでに存在していたネタでした。
でもそれを組み合わせると・・・・
「誰もが損をしない仕組み」になってしまったのです。
どうしても「誰かの利害」が犯されると
その人の反対によっていろんなことが進まなくなります。
既得権の問題はそのあたりからも発生してしまいますよね。
でも・・・既得権を持っている人がいても
その人が他のところでトータルで「得をする」仕組みを
編み出すことができたならば・・・
そのプレイヤーも動かざるを得ないのです。
だからこその「誰もが損をしない仕組みをつくること」
が大事なのですね・・・
- – – – – – – – – – – – – – – – – –
▼『体験の面積がアイデアの面積になる』
いろんなことをやってみたい!
そんないわゆる「新規探索傾向」といわれる性質を
私はもっていると自分で思っています。
行ったことがない「温泉」があればでかけてみようと
おもいますし
2つの道路があって、片方が行ったことがない場合には
時間が厳しくない限り、新しい方を選んだりします(笑)
元々、子供の頃は外に出るのもおっくうだったのに
どうしてこう変わったのだろうか?と思うと
それは・・・「新しいことを経験していくことが
さらに新しいことを生み出す原動力なる」ことを
体験していったからではないかと思うのです。
このことを本著の著者の鳥井さんが
体験の面積がアイデアの面積になる
と表現されています。
なるほどー。とっても頭に入ってくる言葉ですね。
一つのことを突き詰めることもとっても大事です。
でもその突きつめを効果的に行っていくために
必ず必要になってくるのが「複数の視点」
その視点をもつためには、いろんなことをやってみるのが
一番早いわけです。
そして、ただやるだけではなく
「どうしてこういう仕組みなんだろうか?」
という視点を持ってみることが大事。
たとえば何かのビジネスであれば
どこかでお客さんが集まり、キャッシュポイントとして
お金をいただく時があります。
それをサポートする流れであるとか
継続していくための必要なことは何だろうか?
ということを考えていけば。。。
そのときにもっている「引き出し」の数が増えれば
増えるほどに、応用ができるようになってきますからね。。
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
『体験の面積を増やしていく』
漠然とではなく、思考することで。
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本著の著者鳥井さんは、実は同じ年のお生まれのようです。
(巻末の略歴を拝見しました)
本著を読んでいる段階では、相当経験を積まれている
方なんだろうなー。と年上の方をイメージして読んでいたのですが
同世代と言うことは・・・
私がまだまだ甘チャンだ(^^;;)ということです。
過去は変えられませんが、未来は現在の積み重ねで
作り上げることが出来るモノですからね!
ところで、本著で書かれていた「シーアイジャンプ」
どの携帯電話会社で、実用化されているのか?
ということを知っている方がいたらぜひ教えてください。
とっても興味があります(笑)
マーケットと儲けのネタをヒモづけよう! ビジネスマンのための「儲かる発想」
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