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戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ [by 野中 郁次郎  他5名(著), ]

2008-10-27
戦略の本質 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 (の1-2)) 戦略の本質 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 (の1-2))
野中 郁次郎

日本経済新聞出版社 2008-07-29
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posted at 2008/10/28

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『賢者は歴史から学ぶ』

   事例から学ぶべきことは非常に多い
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『なぜいま戦略』   『敵の長所を』

 『守りの戦い』   『構造は重層的』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『歴史上の戦略から何を学ぶ?』
                              
   過ちを繰り返さずに、成果を上げるため
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『なぜ逆転できなかったのか?』
 ▼『戦略は重層的である』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『なぜ逆転できなかったのか?』
  本著の冒頭に、前著である「失敗の本質」にからめて
  日本軍がなぜ負けたのか?という話がでてきます。

  前著ですから、本来の本著の内容とは違っているのですが
  なにせ、日本軍のif小説「もし○○だったら・・・」という設定で
  日本軍が勝っていく物語をかなり読んでいる私としては
  前著の「失敗の本質」も読んだ関係上、今回はこちらをとりあげようかと。

  歴史に詳しい方を除けば、日本は戦争で負けた
  という事実以外はほぼ学習しないで大人になるのではないかと思います。
  #学校の授業ではあまりふれられませんからね。時間切れで

  歴史の考察として、いろんなことが言われています。
  「物量や機械化能力の圧倒的な落差」であるとか
  「日本側の、硬直した組織体制」

  どれも、原因として敗戦につながっていったであろうことは
  大いに予想されますが、本著で取り上げていたことで
  そうだなと私が大いに思ったことは

    自らが思い描いたシナリオどおりに敵が動くと考えていた

  という著者の判断。

  
  これは、確かに!と思うわけです。
  戦争における戦術上の優位は、戦略によって作り出されます。

  具体的には、ある1つの戦場において
  投入する戦力の量を決定するのが戦略な訳ですが
  100機の飛行機と10機の飛行機が戦えば、性能が大幅に変わらない限り
  前者が勝ちますよね。

  ということは、相手の裏をかいて戦力を投入して
  相手を翻弄し続ければ、勝ち続けるのは自明の理。

  ところが。。。相手が予想通りに動いてくれないと
  逆に裏をかかれて負け続けることになります。

  
  この時に「柔軟性」なく、こちらの希望的観測や
  事前の予想のみで動き続けると・・・・
  当然負けがこみ、どんどんと最終的に勝てる可能性が
  下がっていくわけです。

  そこに元々の悪条件(物量の差など)が積み重なっていけば
  逆転できるはずもありませんね。

  「柔軟性」に加えて大事だと思うのが
  次に取り上げたいと思う「統一性」だと思っています・・・。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『戦略は重層的である』
  戦略上の失敗は、戦術上の勝利では補えない

  こんな言葉を聞いたことがあるのは、歴史マニアくらいでしょうか(笑)

  局地的な対決に勝利したとしても
  全体の戦況を覆すことができないように
  そして、誤解を恐れずに書くと
  たとえ1度の試合に勝利しても、ペナントレースでは
  勝てないように、全体の戦略で負けてしまっていると
  それを覆すことはかなり至難の業。

  それも。。勝つ戦いというのは
  戦略という広い概念から、戦術やそれを支える技術という
  狭い視点に至るまで、一気通貫した統一された考え方をもっているからに
  他なりません。

  あ、正確には「より正しい統一性」を持った方が
  勝つというともっと正しいのかな?と私は思ってます。
  #当然ながらどちらにもミスであったり、齟齬があったりしますから。

  本著で取り上げている事例でも
  戦略の目的を達成するために、戦術を駆使している側が
  勝利を最終的に収めている事例がたくさんでてきます。

  そう考えていくと、政治と戦争というモノは
  切ろうと思っても切り離せない関係にあります。

  戦争を始める決断をするのが、政治家であるべきだ
  現場の独走によって戦争を始めてしまうことの悲劇は
  いろんなところで見られていることですが
  それも、政治上の目的を実現化するための
  手段に戦争が過ぎないことを忘れてしまっているからでは
  ないかと思うわけです。

  孫子の言葉に戦わず勝つ事を上策とし、戦って勝つ事を下策
  という内容のモノがあります。

  これも、目的を達成するという戦略において
  戦うことにこだわることの無駄を説いているとも
  解釈できます。

  ですからこそ、他の要素を一切無視して
  戦術を考えることは戒めないといけませんね。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『柔軟さと俯瞰性』
                              
   過去の失敗の列に並ばないようにするために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 今回は、歴史マニアでかつ戦略・戦術にもとっても興味があるためか
 偏った意見での書評になってしまったかもしれません(笑)

 勝ちに偶然の勝ちがあっても
 負けに偶然の負けはない
 ということはよく言われることです。

 負けるにはなんらかの原因が必ずあり
 それは、くみ上げるべき戦略の流れに問題があることが
 多いのでは?ということを歴史を振り返ってみると
 思い当たるべきところがたくさんあると思います。

 これはビジネスでも人生戦略でも同じことがいえること。

 私も若造ですし、まだまだ戦略が組み立てられているとは
 とてもいえないような人生戦略です(^^;;)

 ただ、短期目標においては
 その目標を設定したら、反するような戦術だけは
 とらないようにしないと!と常に思うようにしています。

 そうじゃないと、目的が達成できないだけじゃなく
 自分自身の信頼も失われてしまいますからね・・・。

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

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