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半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか―お金は裏でこう動く [by 柴山 政行 (著)]

2009-05-08
半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか―お金は裏でこう動く 半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか―お金は裏でこう動く
柴山 政行

幻冬舎 2009-04-09
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posted at 2009/05/09

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『儲かるの?』

   普通に疑問に思うテーマです。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『客よりも店員が多い』   『会計の秘密』

 『制度品システム』   『生涯賃金』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『仕組みとして旨く回っているモデルは?』
                              
   参考になるはずです。
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『値段設定を考えるときのコスト』
 ▼『メリットを呈示すると人は集まる』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『値段設定を考えるときのコスト』
  本著のタイトルは、とっても魅力的です(笑)

  ただし、それは「ビジネスの裏側」に興味があるという
  一部のマニア層に対してですが・・・

  タイトルに限らず、本著の目次を開いてみると
  興味を引くテーマが一杯・・・・。

  なので一つや二つくらいこの【エンビジ】でご紹介してしまっても
  大丈夫かなと思うので、取り上げさせていただきます。

  本著を私が買うきっかけにもなった「半分売れ残るのに・・・」

  一般論で考えてしまえば半分も売れ残ったら困るだろう!
  ということになるわけですが
  これは、一つの固定観念があるからではないでしょうか。

  というのは、「商品やサービスのコストは、
  価格の半分くらいかかっているのでは?」という思いです。

  もし価格の半分のコストがかかっていると
  2個のうち1個が売れなければ、儲けのすべてはなくなってしまいます。

  となれば・・・半分売れなくても大丈夫なコスト計算と
  価格設定をすればいいわけです。

  
  ケーキの実際のコストがいくらなのか?という当たりは
  ぜひ本著を見てもらいたいと思うので数字はだしませんが
  当然ながら半分が原材料費という設定ではありません。

  逆にトヨタのような自動車メーカーでは
  そのようなコスト&価格設定をしてしまうと、
  販売価格が普通の人が手が届かなくなってしまうような値段に
  なってしまうので、設定できません。

  ということは、当然ながら企業側からすれば
  理想はコストを低く、感じていただく価値を高くすることで
  販売価格を高めに設定して利益を厚めにすることですが
  このお客様に「感じていただける価値」をどのようにして
  高めていけるか?というところにも大きなポイントがあると思いませんか?

  特に、形のない「情報」や「サービス」を
  「コンテンツ」や コンサルティングの形で提供している
  事業者にとっては必須であると思っています。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『メリットを呈示すると人は集まる』
  【エンビジ】でもう一つ取り上げたいと思ったのは
  資生堂の価格政策。

  今のデフレの時代はまさにみんながそうなっていますが
  商品を販売する際のライバルがおおくなってくると
  行き着く先は「価格競争・乱売」。
  これは企業の体力を着実に削ってしまうやり方ですが
  ライバルがやっている場合にはどうしてもそれにつきあわないと
  こちらの売上が下がってしまいます。

  では、価格設定をしばれば?となりますが、
  歴史的経緯や法律的に厳密なところまでは
  私自身はあまり詳しくないのですが
  一般的には、日本の場合独占禁止法が
  ありますから、100%価格を縛ることは特定のサービスを
  除きできないことになっています。

  では、どうしよう?
  というときに、資生堂が導入した「制度品システム」という
  考え方はとてもおもしろいと感じました。

  当時と今では法律が改正されたりしていますから
  100%適用出来ない点もありますが
  簡単に言うと、契約した販売店にしか商品を卸さない。
  契約販売店は、乱売をしない。

  という仕組み。
  ここで大事なのは、「販売店は他のメーカーの商品を扱ってもいい」
  というところだと思っています。

  自社の商品だけ専用に扱ってほしいというのは
  メーカーとしてあるかもしれませんが
  それで小売店側の売上ニーズを満たせるのだったらよいのですが
  そうはなかなかいきません。

  でも、普通の店舗のように商品を扱っていいですよ。
  そして「契約していない店舗には商品を卸さない」と約束することで
  商店側も価格競争に巻き込まれないというメリットを呈示したわけです。

  
  おお!と思った店舗側が、契約をたくさんしてくれれば
  資生堂としては少ない資金投資で「販売網」を創り上げることができます。
  これによって他のメーカーとの差別化ができるわけです。

  メリットの交換ができる仕組みを作り上げることが出来るか?
  ここが、人が集まってくるか否かの分岐点になるわけです。

  そしてその交換の仕組みが、いままでにないものであれば・・
  集まるスピードは半端ないものになりますからね。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『価値とメリットが提供できる仕組みを意識する』
                              
   誰もがうれしい関係になれる
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 後半でご紹介した資生堂さんの制度品システムについては
 化粧品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4798010804/maruruchan-22/ref=nosim
 に詳しいです。
 初心者の私にもよくわかりました。

 しかし、この本残念ながらもう中古でしか手に入りません。
 ただし検索してみるとGoogleのブック検索で
 本文が読めたりもするので、ご参考までに。

 ビジネスの仕組み、裏側を本著でたくさん見ていて
 改めて思ったのは「継続性のある仕組みかどうか」
 というポイント。

  
 プロスポーツ選手が高給取りであっても
 選手生命がもし短いとしたら、それは仕組みとしては
 すごいものではないということです。
 (特に累進性が高い税制の下では)

 この点を忘れがちな場合が多いので
 改めて確認しておきましょう。

半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか―お金は裏でこう動く
半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか―お金は裏でこう動く

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