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世界一愚かなお金持ち、日本人 [by マダム・ホー (著)]

2008-02-07
世界一愚かなお金持ち、日本人 世界一愚かなお金持ち、日本人
マダム・ホー

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posted at 2008/02/09

★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
  『どうして、愚かなんだろう?』

   他と何が異なる?
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード

 『貯めてばかり』   『信用システム』

 『たいまつは自分で持て』   『人相』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
  『本物のお金持ちになるとは?』
                              
   ちょっとやそっとで崩れないために
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
━━━━━━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼『「クレジット」の意味を理解する』
 ▼『良いビジネスパートナーを見定めるには?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼『「クレジット」の意味を理解する』
  マダム・ホーさんは、20代のうちに1億円の資産を
  作り上げられた方ですが、もちろん最初から1億円を持っていた
  わけではなく、当初は貧乏な時期も経験されています。

  でも・・・大学院生の頃から「ダイナースカード」を
  もっていたというのです。

  なぜ?なぜ?

  それは。。。アメリカ社会の特性に起因します。
  「クレジット社会」であるアメリカは
  どこをみて「信用」を判断するかというと・・・・
  返済実績なのです。

  つまり、今いくらの収入があるか?とか
  誰の紹介だから?というところで判断するのではなく
  これまでに「積み上げてきた実績」をもって
  判断する。英語で言う「クレジット・ヒストリー」がとっても
  大事なんですね。

  現金と違って、クレジットカードの返済実績は
  第3者がちゃんと承認して、確認したモノです。
  定期的に、家賃や光熱費などをきっちり払い続けていると言うことは
  定期的な安定な収入があり
  また融資を受けたとしても返済する意志があること
  浪費によって滞納したりしないことを「客観的」に示している
  ことになります。

  借入金で資産を築いていく、もしくはエンジェルなどから
  出資を受けてビジネスを大きくして行くにしても
  「大切なお金をこの人に預けて大丈夫か?」と
  貸す方からすると当然一番最初に思うこと。

  それを示して、安心してもらうことが
  自分のお金だけじゃなく、レバレッジを効かせて拡大させていく
  ことに必須の「信用」だということを理解しておきましょう。

  わたしも、「○○さんが薦めるモノなら」と
  購入判断をすることがありますが、これも一種の「信用」だと
  ずっと思っています。

  自分も逆にそう思ってもらえるように努めたいなーと。
  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『良いビジネスパートナーを見定めるには?』
  ビジネスは一人ですべてを取り仕切ることはできません。
  あなたがスーパーマンで何をやってもうまくできるし
  どれだけの業務量をこなしても疲れを知らないという
  すごい人でない限り。

  であるからこそ、だれかと一緒にプロジェクトを
  取り組むわけですが
  そんなときに、誰と組むのか?ということは
  成功と失敗を分けるとっても大きな要因になります。

  著者のマダム・ホーさんがどんなところを目安に
  ビジネスパートナーを選んでいるのか?というと
   
   ○地図を描かせて頭の良さを見る
   ○契約書を書かせて欲の深さを見る
   ○人の時間とお金を大切にする人かどうか見る
   ○普段のカネに対する態度を見る

  の4つのポイントなのだそうです。

  すべて大事なことですが、全部に触れているとエンビジの
  誌面がつきてしまうので、面白いなと思ったことを
  1つだけ触れてみようと思います。

  それは、最初の「地図を描かせる」というところ。
  頭の良さとは「思考回路の整理整頓ができているかどうか」
  と言う観点から地図を描いてもらうというのです。

  整理整頓ができていれば、北側がどちらか?をちゃんと描くし
  描いた結果の縮尺や位置関係も一定になっているはず。
  でもできていないと、いきあたりばったりで
  描き始めるので結果、できあがった地図が「???」と
  本人にしかわからない地図になってしまうこともしばしば(笑)

  
  たしかに地図は「全体を俯瞰して捕らえられているか」を
  伝えるのにはとっても適しています。
  その地図を元に、人はやってくるわけですから
  ちゃんと伝えられる能力=頭の良さを持っているかどうかが
  一発でわかりますからね。
  

  一事が万事ではありませんが、さりげない日常の仕草に
  その人の本質が現れているというのは
  結構当たっていることです。

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
  『信用を積み重ねる』
                              
   築くのは大変、崩れるのは一瞬
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
 
 こつこつと積み上げていく。
 その結果、継続したことが「成果」として積み上がる。
 というのは、結構私自身に適している方法論だと
 思っています。

 一発屋のようにすごい破壊力を得意とするよりも
 継続性の方を得意とするからです。

 すると。。。その日のために「働かなければならない」
 という強迫観念におっかけられることもなく
 「信用」を得るために、「継続」を重視して
 行動できますから。

 本著のあとがきに、マダム・ホーさんが
 描かれているのですが、アメリカの米ドル紙幣には
 こうかかれているそうです。

  「In God We Trust」  神において我々は信用する。

 お金持ちの源泉が「信用」であることを
 端的に表していますね。

世界一愚かなお金持ち、日本人
世界一愚かなお金持ち、日本人

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